8年もの間、思っていたことは、「自分は周りに正当に評価されていない」「いつか気づいてくれる人がいるだろう」…

自分には能力がある確信がありました。努力もしていましたし。そして、実際に何度も言われました。「星崎さんは本当に能力があるよね」と。

でも、８年間、組織の中で私を評価する人は現れませんでした。

そうであればと、会社勤めを辞め、自分で独立して生きることを選びました。

「会社の中には正当に評価できる人がいなかったけど、活躍の場を広げればきっといる！！！」そんな気持ちから。

結果は・・・

昇給どころか、クライアントも獲得できず、売上も上がらず、日々の生活にも困る有り様。

結局、誰からも評価されませんでした。

「会社の外には自分を評価をしてくれる人がいる」と思っていたのにも関わらず、会社勤め時代と本質は何も変わりませんでした。

そして、自分個人では稼ぐことはできないと諦めて、２社目に就職することに。

正社員で面接を受けましたが、1ヶ月経ってもなんの連絡もなく、仕方なく同じ会社にアルバイト応募をし、ようやく入社をさせてもらいました。

「社員の面接すらもスムーズに通らない。。。今までの努力は何だったんだろう。。。」

当時、私が感じた気持ちです。

この時、自分の心の中で明確に変わったことがあったのです。
そして、そのことを意識して今まで身につけたスキルを使うようにしました。

その結果はどうだったでしょうか。

1年後には国内事業のNo.2、その半年後には、取締役に。

その会社は、2018年には東証1部に上場をしました。

なぜ今まで評価もされず、昇格も昇給もせず、売上もあげられなかった私にこんなことが起きたのでしょうか？？？

理由はシンプルです。

それは、能力の高さと周りからの評価は直結していないから。

実は、どんなに自己研鑽をして、能力を高めても、どんなに良い解決策を出しても、だからと言って、周りからの評価が高まるというものではないのです。

能力の高さ ≠ 周りからの評価